2008年9月アーカイブ

自賠責保険と任意保険

そもそも自動車保険とは、車を運転中に、想定外の事、事故などが起きたときに金銭的な保証などをしてくれる保険です。

自動車保険には強制的に加入が義務付けられている自賠責保険と任意で加入できる任意保険の2種類があります。

自賠責保険は新車購入時や車検の時に諸費用の中に含まれてしまっているのであまり意識されないかも知れません。しかしこの保険に加入していないと車を運転できませんので、要注意です。

それと違い任意保険は、ユーザーが自分の意思で加入する自動車保険です。実際自賠責保険で保障されるのは人身事故だけなので、物を壊したり、相手の車の修理代とかには使えません。したがって多くの人が任意保険に加入しています。

このサイトでは主に任意保険について詳しく解説していきます。

 

自動車事故が起きた時の金銭的な費用を補ってくれるのがもちろん基本です。でも他にも色々と手助けをしてくれる場合も多いのです。

まず、自動車事故を起こした時は、どうしても気が動転していますし、冷静に判断できない場合が多いです。私も過去に何度か事故を起こしてしまったことがありますが、その時にいろいろと相談に乗ってくれる事もあります。

事故を起こしたときは、まずは警察に連絡する事が先です。但し怪我人等がいる場合は救急車を呼ぶのが優先するのは当然です。救急車を呼ぶと大体警察へ連絡が行くことが多いようですが。。

自分も含めて怪我人の対処が済んだら、まずは自動車保険の保険会社へ連絡しましょう。保険会社によっては24時間対応で事故対応の受付を行ってくれます。

いつどこで事故をおこしたのか、怪我の状況、車両などの被害の状況、事故の原因、また相手の身元の情報などを簡潔に報告しましょう。

事故の相手がまともな人の場合は良いのですが、たちが悪い人にあたるとその場で、「そっちが悪いんだろう、お前のせいだ。」などといってくる場合もあります。そういう場合は、冷静に、「そのようなお話は保険会社を通じてやらせて下さい。」ときっぱり言うのがポイントです。

実際、保険会社の事故担当者はその道のプロですから、相手との交渉は一切引き受けてくれます。下手な素人交渉は少なくとも事故現場ではやらないほうが得策です。

ちなみに、警察は事故の検分、いわゆる事故の状況の客観的な事実関係を調べますが、当事者間の話には一切関与しません。したがってどっちが悪かったとか、過失割合はどうだとかの話をしても意味がありません。事実関係だけを警察官には訴えましょう。警察は民事不介入といって、そういった当事者間の紛争には一切、これはもう冷たいほど、介入してきません。

さて、保険会社への連絡が終わったら、あとは事故の後始末です。自走できない場合には保険会社が契約しているレッカー会社が車を一旦引き取ってくれたり、本人の移動に関しても後に交通費を出してくれたりします。このあたりの対応は保険会社によって多少の差があるようです。

保険会社による差については別のページにまとめます。

 

 

 

 

これが結構簡単なようで複雑で、毎年更新のたびにこれって何だっけ?と迷うこともあります。

自動車保険の契約書にも書かれていますが基本は以下5つです。

  1. 車両保険
  2. 対人賠償
  3. 人身傷害保障
  4. 対物賠償
  5. 搭乗者傷害

それぞれについて説明します。

1.車両保険

 これは、自分の乗っている車に対する保険です。そしてこれが保険の掛け金が一番高い項目です。通常、対物事故などで、自分の車と相手の車が破損した場合、その両方の修理等にかかる金額が過失割合によって負担が決まってきます。自分の過失が0の場合は良いのですが、通常お互いに走行している場合は過失割合は微妙になってきます。その時に、自分の過失割合の分を超えて負担が発生したときに、車両保険に入っていればそれも保障されます。

また、自損事故や、盗難、いたずら、当て逃げ、その他カバーする範囲が広いです。まあその分掛け金が高いのは仕方ないでしょう。

そして、車両の種類によって、ランク付けされており、スポーツカーやいわゆる事故が起きる確立の高い車種は保険料が高めになります。スポーツタイプの値段が高い車に乗っているとこの負担がかなり重くかかってきます。

 2.対人賠償責任保険

これが実は一番大事な保険でもあります。自動車事故により他人(歩行者や自動車に乗車中の人)を死傷させた場合に自賠責保険で支払われる金額を超えた部分に対して保険金が支払われます。昨今、人身事故を起こした場合の相手の保障額はかなり高額になってきていますので、自賠責保険ではまかなえないケースが多いようです。1億円を超えるケースもかなり増えているようです。したがって対人賠償の保険金額は無制限にするべきでしょう。

 3.人身傷害補償

自分自身、搭乗者が死傷あるいは後遺障害が生じた場合に過失割合に関係なく保険金がでます。

 4.対物賠償

自動車事故により、他人の財物(車や建物)に損害を与えた場合に保険金が出ます。

5.搭乗者傷害

契約している車両に乗車中に自動車事故によって死傷したり後遺傷害が生じた場合に保険金が支払われます。

 

 

自動車保険には様々な割引制度があります。無事故割引、家族限定、年齢制限による割引、免許の色による割引など多岐にわたり、かつその割引がどの項目に適用できるかも色々と異なってきますので、結構複雑です。

また、自動車保険に関しては、割引だけではなく割増制度というものもあり、保険金を使うと次回の更新のときに保険料がアップしますので注意が必要です。

主なものをいかに列挙します。

無事故割引(割増)

これは、無事故を継続すれば、等級が上がり割引率が高くなります。また事故を起こすと等級が下がり割増になっていきます。等級、割引の詳細についてはこちらをどうぞ。

運転者の年齢条件による割引

これは運転者の年齢によって割引率が変わります。年齢が若いほど不利になります。①年齢問わず、②21歳以上限定、③23歳以上限定、④26歳以上限定、⑤30歳以上限定、⑥35歳以上限定の6段階が選べます。

運転者が本人のみの場合は本人の年齢によって一番有利な条件を選べばよいのですが、例えば条件に合わない年齢の友達などが運転していた場合には保険金が支払われませんので注意が必要です。

運転者限定(家族限定)

これは、運転者を限定してしまう割引です。運転者+家族のみに限定するか、運転者+配偶者のみに限定するかの2種類が一般的です。

優良運転者割引

いわゆるゴールド免許の場合に割引になります。ただし、ゴールド免許を取得した月から保険料が安くなるわけではなく、ゴールド免許を取得してから初めての契約更新の時から適用されます。例えば、9月の免許書き換えでゴールド取得したのだが、保険の契約更新が次の年の4月だった場合は3月までは従来の保険料となります。

 

 

ノンフリート等級別割引・割増制度とも言いますが、ノンフリートとは契約する車両が9台以下の場合の事を言いますので、普通の個人で契約する場合はノンフリート契約になります。

保険期間中の保険事故の有無(保険を使ったかどうか)により保険料の等級が変わっていきます。原則は1年間保険事故がなかった場合には継続する等級は現在の等級より1段階上がります(等級が一つ増えます)。

逆に保険事故が発生した場合は現在の等級から3を引いた等級になります。初回は等級「4」なので、1年間保険事故を起こさなければ次は等級「5」になり、10パーセント割引率が上がります。詳しくは表1を参照して下さい。

尚、上でも言いましたが、警察と違って、保険会社にとっては事故を起こしたかどうかは問題ではなく、保険をつかったがどうかが問題になります。従って、軽微な事故で金額的にも少額の場合はあえて保険を使わないという判断をすれば保険の等級は変わりません。

ある意味、緊急に必要なお金を保健で工面したとしても、結局はその後の保険金の掛け金が上がる訳で、分割払いにしたのと同じような感覚ですね。保険事故は大きくても小さくても1回にカウントされますので、保険金が高額な場合には当然保険を使ったほうが良いです。(そのための保険ですから。。) でもちょっと車をこすって修理代3万円などといった場合は保険を使ってしまうとトータルの出費が増える可能性があります。現在の等級にもよるので一概には言えませんが、10万円以下の出費の場合はどっちが得か検討したほうがよいかと思います。

ちなみに、保険会社を変更した場合でも、保険会社間の協定によりこの等級は維持されますので、安心して保険会社を選択できます。

☆等級表を追加する

 

 

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