2008年11月アーカイブ

人身傷害補償搭乗者傷害補償の違いがよく分からないという方がいます。保険会社のパンフレットや説明も確かにわかりにくい面があるようです。

まず、同じ点はどこかというと、車を運転中のドライバーや同乗者が交通事故によって死亡、怪我、後遺障害を受けた場合に支払われる保険というところです。また相手との過失割合に関係なく支払われるという点も同じです。

ではどこが違うのでしょうか?

一番の違いは、人身傷害補償が、限度額までは、実際の損害額にあわせて保険金が支払われますが、搭乗者傷害補償は契約時に決めた一定額が支払われるという点です。

もっと詳しく説明すると、自分や同乗者が被った損害が5000万円だとして、自分と相手の過失割合が7(自分):3(相手)だとします。このとき相手側の保険からは5000万円の×3割で1500万円が支払われます。そして残りの3500万円が人身傷害補償からあなたに支払われるのです。つまりあなたは損害額の全額を結果的に受け取れることになります。(もちろん上限額は契約時の金額となりますので、このケースの場合3000万円の人身障害補償に入っていたとすると3000万円しか受け取れません)

とれと異なり、搭乗者傷害補償の死亡保険に1000万円加入していたとすると、死亡した場合には1000万円の全額が支払われます。また腹部/胸部骨折の30万円の補償に加入していたとして、そのような怪我をした場合30万円全額が支払われます。

以上が一番大きな違いです。

また人身傷害補償には色々と特約をつけることも出来ますし、自動車を運転中ではなくても補償が受けられます。

 

 

自動車事故なんて当たり前ですけど、起こしたくて起こすわけではありませんよね?いろんな事が重なって起きるのが事故です。

事故にあったときは本当に落ち込みますよね。でもおきてしまったことはしょうがないのです。

ここでは実際に事故を起こしてしまったときにどう対処したらよいかを、体験を含めてお話します。

一般的な人身事故の場合

1)まずは、けが人の状況を一番に考えましょう。程度の差があったとしても、怪我をしている可能性が有る場合はすぐに119に電話して救急車を呼びましょう。

2)次に、二重の事故が起きることを極力回避しないといけません。例えば、高速道路での事故の場合、できれば路肩に車を寄せると思いますが、それが後続車からちゃんと見えるようにしないといけません。まずはハザードランプ等を点滅させるのは先決ですが、三角停止版や、発炎筒(これはかならず車に設置が義務付けられています)で注意を促します。

最近高速道路においての二次的な事故が多いようですので、ここは冷静に行動しましょう。

3)けが人の処置や、後続に対しての二次事故の回避策が取れたら、救急車の到着を待ちます。119番に電話するとたいがい警察へも連絡が行っている可能性が高いですが、年のため110番通報して事故処理のために警察を呼びましょう。

4)救急車や警察が来るまでの間に時間的な余裕があれば、是非保険会社に連絡を入れてください。事故が起きた場所や時間などを聞かれますので分かる範囲で伝えてください。いろいろと不安な場合は保険会社に聞けばいろいろとアドバイスしてくれるはずです。

5)けが人への対応が終わると、警察官の事情聴取が始まりますので、事実関係のみを警察官に話をしてください。この段階でどっちが悪いとか、責任は相手にあるとか主観的な意見を言ってもあまり意味は有りません。淡々と事故の経緯に関する事実を話してください。

6)警察の事故検分、お呼び事情聴取が終了したら、基本的にはあとはすみやかに事後処理をすることになります。車が自走できる場合はそのまま帰っても良いですし、自走が不可能であれば車の引き取りを依頼する事になります。

保険会社によっては、事故がおきたときのレッカー移動や、本人の移動についてサポートしてくれる場合があります。

7)警察は事故の状況や当事者の身分を詳しく聞きますが、その情報をその場で当事者に教えてはくれません。後に事故証明を依頼したときに分かるだけです。従って相手の氏名、住所、連絡先などは相手の方と直接情報を交換しておいたほうが良いかもしれません。

但し、事故の経緯や、責任に及ぶような話は避けて、保険会社に任せると言い切ったほうが良いでしょう。

 

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